フィラリアって何?症状や正しい予防法を知ってペットの命を守る!

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フィラリアって何?症状や正しい予防法を知ってペットの命を守る!

犬を飼っていると「フィラリア」は良く耳にする言葉ですが、それがどんなものか正しく認識しているでしょうか。フィラリアは想像以上に恐ろしいものです。フィラリアについて学び、予防法を知ってしっかり予防を取りましょう。

フィラリアって何?

フィラリアは犬に寄生する虫のことです。フィラリアに感染し、寄生されることで起こる疾患をフィラリア症と言います。
フィラリアは感染した犬の血を吸うことで蚊の中に入り、蚊の中で少し成長した後、その蚊が犬を刺したときに犬に感染します。犬の中で成長しながら血管を通って心臓の方へ流れ、心臓や肺静脈で成虫になり、犬に害をもたらします。フィラリアに寄生されてもすぐに症状が起こるのではなく、だんだんと体内を蝕み、体がボロボロになってから症状が出るため、症状が出てからでは手遅れなこともあります。

フィラリア症になってしまったら

症状
息切れをしたり、散歩を嫌がったりする。
毛艶が悪く、元気がない。
動くと息切れが激しい。
痩せているのに腹水がたまりお腹が出てくる。かなり危険!
赤い尿をする。かなり危険!

治療 フィラリアに感染されていた場合、治療はとても困難です。新たなフィラリアが入り込まないように予防しつつフィラリアの寿命(5~6年)を待つ方法が一般的です。年齢や体力、進行状況によって手術をすることもありますが、犬にとって全身麻酔をする手術は大変危険です。フィラリアを薬で数度に分けて殺す方法もありますが、体に負担がかかり、死んだフィラリアが血管に詰まって死ぬ可能性もあります。そうでなくとも、フィラリアが心臓付近に寄生しているということは、突然死のリスクがあります。
フィラリアによってボロボロにされた体はもう元には戻りません。例えばフィラリアによって心臓が変形したり血管がもろくなってしまうとそれに伴う疾患が現れ、もう元に戻るころはないので、たとえフィラリアを体内から駆除できたとしても疾患は一生残ります。不健康体になるので寿命が短くなってしまうでしょう。心臓が弱るため運動をさせられなかったり倒れないか常に見ている必要があったり、お世話も大変で費用もかかります。何より、苦しんでいる犬を見るのはとてもつらいものになるでしょう。そうならないためにも、しっかり予防を行いましょう。

フィラリアの予防

フィラリアには予防薬があります。予防薬とは言え、実は体内に入ったフィラリアを幼虫の内に殺してしまうという駆虫薬です。錠剤やおやつタイプ、首に垂らすスポットオンタイプ、注射タイプの予防薬があります。どれも一長一短なので、動物病院で相談して愛犬に合うものを選ぶと良いでしょう。
毎月与える薬にした場合、決まった日に与えます。与える時期は蚊が飛び始めてから飛び終わって2カ月後くらいまでです。秋田の場合、5月~11月くらいまでが目安です。動物病院で指示があるので従ってください。

フィラリアから愛犬を守りましょう

フィラリア症は、決まった時期に欠かさず予防薬を飲ませていれば防げる病気です。昔は予防する習慣がなく、たいていの犬の死因がフィラリアで、犬の寿命は8年程度だったようですが、今は昔とは違います。良い予防薬がたくさん出ています。それなのに、フィラリアに感染させてしまうのはもはや飼い主の責任です。しっかり予防をして健康寿命を全うしてもらいましょう。

なってからでは絶対後悔する 様子室内犬だから蚊に刺される可能性は低いとか、外犬でもそれが自然の寿命だと考える人もいるかもしれません。しかし、もしフィラリアで苦しんでいる愛犬を見ていたら予防すればよかったと必ず後悔するはずです。愛する家族であるなら、苦しませたくないし苦しむ姿を見たくない、健康で長生きしてほしいと願うのが普通ですよね。なんであのときそんな風に考えていたんだろう…ほんの少しのお金と手間なのになんで何もしなかったんだろう…フィラリア症が出てから気づいても遅いのです。財布を落としたとか空き巣に入られたよりも、絶対に取り返しのつかない命に関わる後悔は想像以上に悔しく、激しい自責の念に囚われるでしょう。

毎月の予防を忘れずに 動物病院では予防薬と一緒に薬を飲ませるタイミングがわかりやすくなるようにカレンダーに貼るシールをくれるはずです。そのシールをよく見るカレンダーに貼って、スマホの予定にも登録すると良いでしょう。
フィラリア予防薬はまとめてもらうことができるので病院に通う手間もそれほどありません。もしフィラリア症になってしまえば予防をするよりはるかにお金も世話の時間もかかります。しかし、それ以上に苦しむ愛犬をずっと見続けるのは辛いものになるでしょう。 当然ながら、犬は自分で薬の日だから飲もうと行動することはできません。行動できるのは飼い主だけです。命を預かる責任を持ってしっかり愛犬の健康を守ってあげましょう!

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