まだ気づいていない人へ教えたい!アクアリウムの魅力

アクアリウム

アクアリウムは人に癒しを与える美しい世界です。今ではペットショップにもたくさんのアクアリウムアイテムが並び、初心者でも手軽に始められます。今まで興味がなかった人も、その魅力に気づけば、アクアリウムをやってみたいと思うのではないでしょうか。そこで、今回はアクアリウムの魅力について簡単に紹介します。

アクアリウムとは

水槽の全体像 アクアリウムとは水に住む生き物や植物を飼う・育てること、その設備を言います。鑑賞用に熱帯魚や水草などを飼育・栽培する趣味のことを指す言葉として広く定着していますね。大規模なものでは水族館、小規模なものでは自宅の金魚鉢も立派なアクアリウムでしょう。アクアリウムをやっている人や趣味に持つ人はアクアリストとも呼ばれています。

癒しの効果

アクアリウムをやったことがない人でも、水族館へ行ったことがあるという人は多いと思います。水族館で気持ちよさそうに泳ぐ魚や、ゆらゆらと揺れる海藻、ゆったちと流れる時間に癒されたことはあるでしょう。アクアリウムには、水の中を泳ぐ魚を眺めることで得られるアニマルセラピー効果と、水の音や色から得られるアクアセラピー効果という2つの心理メソッドが相乗効果をもたらすアクアリウムセラピーという心理メソッドが期待できます。心理メソッドというと難しいことのように聞こえますが、つまり、アクアリウムには魚や水から癒し効果があるということです。その癒しの効果は科学的にも証明されています。
アクアリウムセラピーは、現代社会におけるストレスを自然に発散できるといわれ、今注目されています。家でアクアリウムを始めれば、水族館に行かなくとも毎日癒しを感じられます。アクアリウムを取り入れている企業も多いようです。オフィスに水槽を置いたり、お店に水槽を置いたりと、ストレスの発散とともに、素敵なインテリアとしてもその魅力を発揮するでしょう。

自分で世界を創る楽しさ

アクアリウムは全てが自分の手にゆだねられた小さな世界です。どんな世界を作るのかは自分次第、自由に創造する楽しさがあります。海水か淡水か、どんな魚を入れようか、どこに水草を配置しようか、悩みながらも試行錯誤するのがまた面白いもの。最初は小さく始めたつもりでも、大きい水槽がほしくなったり、繁殖させてみたりとはまっていく人も多いとても奥が深い世界です。

ボトルアクアリウム
ボトルや金魚鉢等、小さい入れ物でもアクアリウムを作ることができます。ボトルを使用するのをボトルアクアリウムまたはボトルアクアと呼び、初期費用が少なく、できたものを購入することもできます。ただし、小さいからと言って簡単だろうと考えるのは厳禁!小さな容器では水が少なく、ろ過装置やヒーター等の調節ができないため簡単にだめになりやすいのが難点です。手軽で簡単そうに見えて、その小さな世界を維持するのは初心者には難しいかもしれません。
とはいえ、部屋にボトル1つあるだけでも、心が癒され、毎日に潤いが出る存在になるのは間違いなし!ある程度の経験があれば失敗しにくくなりますが、正しい知識を持ち、しっかり管理することで、狭い空間でもアクアリウムを始めることができるでしょう。

ネイチャーアクアリウム
ネイチャーアクアリウムは、まるで自然の一部をそのまま切り取ったかのような世界を作り上げることを目標としたアクアリウムです。自分が作った自然の中で生き物たちに心地よく住んでもらうことを目指しまず。主役は鑑賞する側の人間ではなく、水槽の中にいる小さな生き物たち。その自然に生きる姿を鑑賞させてもらうという自然に対する謙虚さがあります。

実はけっこう難しい…奥深いアクアリウムの世界

世界を作るというまるで神様になったような神秘的なアクアリウム、素晴らしいこともたくさんありますが、そう簡単に作ることができるものではありません。水槽の外からでは気づかないようなちょっとした変化でも世界の終わりをもたらすこともあります。ある日水槽の中の魚が全滅していたということも…小さな生き物とはいえ、命が失われるということは思った以上に悲しくショックを受け、自責の念に捕らわれることでしょう。ベテランと言えども、失敗してしまうことは少なくありません。失敗してもあきらめずに研究し、勉強し続けられる人、研究過程が面白く、試行錯誤を繰り返して成功していくのが楽しいと感じる人がアクアリウムに向いているといえるでしょう。

アクアリウムをやる覚悟 生きものを飼うこと全般に言えることですが、やめようと思っても簡単にやめることができません。見た目は美しいアクアリウムですが、それは管理する人次第です。なんとなくきれいだからと始めても面倒になったら放置…水槽の生き物は犬や猫等と違って自分たちの感情を表現することができないので、死んでしまっても気にならない人もいるかもしれません。確かに、アクアリウムにおいて失敗しまうことは仕方のないことかもしれません。しかし、たとえ小さな命でも、生きものの命を扱っているという自覚は忘れないでください。きちんと継続して維持・管理していけるのかよく考えてアクアリウムを始めましょう。

それでも魅力的なアクアリウムの世界少し厳しいことを書いてしまいましたが、水の生き物の癒しは、犬や猫等とは違った安らぎを与えてくれます。アクアリウムの奥深い世界にはまる人は多く、見た目の美しさはもちろん、それを維持・管理するために奔走するのが本当に楽しい!お店の人に相談できるのはもちろん、 今はインターネットでもいろいろなことを調べることができ、悩みを共有・相談・解決することもできる便利な時代です。アクアリウムを初心者でも始めやすい環境は整っています。あとは自分のやる気と根気次第!あなたも美しく奥深いアクアリウムの世界に足を踏み入れてみませんか!?