ペットショップで衝動買いをしてはいけない!

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ペットショップで衝動買いをしてはいけない!

子犬がケージに手をかけてこちらを見ている様子

ペットを飼いたいなと思っているとき、ペットショップに吸い寄せられるように足を運ぶと、そこにはたくさんのかわいいペットたちが!飼う予定がなくても、ふらっと寄ったペットショップであまりにもかわいいペットたちを見て、この子を連れて帰ろうと思うことがあるかもしれません。しかし、いくら運命と感じても衝動買いには要注意です!

ペットを飼う覚悟なしにペットを迎えてはいけない!!

まだぼんやりとペットを飼おうかなという気持ちがあるだけの場合や、一目惚れしたからという理由で安易にペットを飼うことを決めてしまってはいけません!命を背負う責任はとても重いもの。ペットを飼う覚悟がなければ、無責任で残念な結果になってしまいかねません。一度ペットを飼ってしまえば、後戻りはできないのです。大きい買い物を失敗したでは済まされません。

衝動買いをしてうまくいく場合も確かにあるでしょう。飼ってからペットについて勉強してペットのことをしっかり考えている人です。しかし、それはたまたまペットを飼うこと適性があったということです。自分ならできる!という幻想は抱かず、冷静になって自分の生活やお金事情をよく考えてみましょう。

ペットにかかるお金の話 ペットショップ店員が犬の世話をする様子愛があればお金がなくても生きていける、とは言いますが、それは人間の話です。人間は貧しくても精神的にも肉体的にも我慢をすることができますし、社会的にも助けてもらえる制度があります。それに、頑張って働いていつかは余裕のある暮らしを手に入れることも可能です。しかし、ペットは働くことができず、飼い主を頼って生きるしかありません。飼い主にペットを養う十分なお金がなければ、無抵抗に死んでいくだけです。

例えば、犬の生涯にかかる費用は300万円と言われています。初期費用に30万円、食費等毎月かかる費用が1万円、予防接種等毎年かかる費用が3万円です。あくまで目安の金額なので、健康に生きればもっと費用はかからない場合もあり、病気や介護等でこれ以上にかかる可能性もあります。これらのお金を犬が死ぬまで十数年間、払い続ける経済力はありますか?その経済力は持続しますか?気持ちも大切ですが、まずお金のことを思えばペットを飼うことに対してシビアになれるのではないでしょうか。

たまにテレビやニュースでもペット破産した人を見かけますが、ペットに愛があってもお金がなければ愛するペットを不幸にしてしまいます。結局は不幸にしてしまうのに、愛があると言えるのでしょうか。「愛=お金」「ペットはお金持ちのもの」「お金があれば幸せになれる」かというと決してそんなことはありませんが、必要最低限のお金がなければ幸せになることも生きることもできないのです。気持ちだけでなく、行動でペットも自分も幸せにできるのか、よく考えて選択しましょう。

知っておくべき!ペットを飼うのが怖くなる話

あなたは本当にペットを迎え入れる覚悟はありますか?ここではあえてペットを飼うのが怖くなるような話をしましょう。

ペットは自分の思い通りの存在じゃないと気づいたら…

噛む、吠える・鳴く、所かまわず粗相をする、家の中のものをかじる・壊す、全然なつかない、臭い、病気になって予期せぬお金がかかる…こんなはずではなかった!

よくある話です。ペットはぬいぐるみではないと分かっているつもりでも、いざペットと暮らしだすと思っていたイメージと違うという場合も少なくありません。ペットショップで一目惚れした衝動買いはもちろん、ペットについて勉強して準備をしてきた場合であってもです。いくら準備をしても残念ながらペットを飼う適性がなかったということもあるでしょう。
子育てを経験した人であれば理解できることも多いと思いますが、ペットは言葉を喋れず、習性上どうしてもしつけられないこと等もあり、子供は良くてもペットはダメだったという人もいます。

また、ペットにもけっこうなお金がかかります。ごはん、トイレ用品、おもちゃ、おやつ等、日々細々必要なものから、犬猫であれば予防接種、フィラリア予防、シャンプー・トリミング、虫歯予防等、月単位でかかるお金や避妊・去勢手術等のおおきな出費もあり、旅行をするならペットホテル代もかかります。元気なうちはいいですが、病気になれば医療費も負担は大きく、いずれは介護も必要になる場合もあります。

もしもペットを飼い始めてやっぱりいらないと思ったら、そのペットはどうしますか?

病気や家庭の事情で手放さなければならない場合もあるかもしれません。そうなったときのことまで考えてペットを飼う必要があるのではないでしょうか。いざというときにペットを預けられる親戚や友人・知人がいると安心です。知り合いを頼れない場合は、保護施設や里親についても考えておきましょう。

里親探しは容易なことではなく、仮に簡単に決まったとしても無責任な飼い主の場合もあり得ます。早く手放したいからといって簡単に知らない人へ託すのも考えものです。最近では猫の譲渡会や保護団体も多いようですが、譲渡条件が厳しいです。無責任な飼い主にたらいまわしになったり、虐待されてしまったりする場合もあるので譲渡条件は厳しくなっています。

里親が見つからないからと言って、放置できますか?生き物なのでお腹も空けば、トイレもします。里親が見つかってもボロボロな状態で渡すわけにはいかないので、せめてきちんとした飼い主が見つかるまではお世話が必要です。
面倒だからと言って、間違っても外に放すということはしないでください!ペットは外では生きていけません。魚や爬虫類等、野生でも生きていける生き物もいますが、生態系を崩す恐れがあるので絶対に放流してはいけません。どうしても無理となれば、保護施設等を一生懸命探してください。最悪、面倒を見切れなということになったとしても、人として、せめてそこまでは責任を持ちましょう。ペット情報室からもお願いです。

ペットを飼う覚悟も準備もある一目惚れでも気を付けて!!

ペットを迎える準備ができていても、安易に選んだペットはもしかしたら欠点があったり、先天的な病気があったりするかもしれません。ペットショップの人に良く話を聞けば事前に防げることですが、どうしてもその子がいい!と思うこともありますよね。もう一度本当にその子の命を背負う覚悟があるのかよく考えて決断してください。

ペットショップからペットを迎えるときは、こちらの記事も合わせてご覧ください。↓
ペットショップからペットを迎えるときに気を付けること

一人暮らしでペット
一人暮らしをしていると、寂しさからペットを飼おうと考える人も多いでしょう。しかし、働きながらペットを飼うということをよく考えてください。お世話する家族がいない分、ペットに愛情をたっぷりかけてあげることはできそうですが、家を留守にしがちな場合、要注意です。
日中家を空けることが多い人は、ペットの種類を選んだ方が良いでしょう。犬や猫を飼いたいと思う人が多いと思いますが、犬は群れる生き物なので、人がいない寂しさがストレスとなり、病気になることもあります。飼い主側も、愛らしくくっついてくる犬を置いていくとき悲しい気分になります。一人暮らし向きと言われている犬種もいますが、犬が大切だと思ったら、留守にしがちな人は犬を飼わない方が良いのかもしれません。
猫は基本的に一人で過ごすのが苦ではない生き物なので、一人暮らしとは相性がいいようです。とはいえ、お留守番をしている間に、食べてはいけないものを食べたり、いたずらしたり、夏の暑さや冬の寒さに体調を崩したりするので気をつけましょう。十分対策をとった上でお留守番をさせてください。
鳥やハムスター、ウサギ等の小動物、爬虫類や魚等、ケージの中で暮らすペットは一人暮らしでも大丈夫です。ケージ暮らしのペットでもケージ内の温度・環境を整えてあげる必要があるので気をつけましょう。犬や猫よりも触れ合う機会が少なく、目に見えてなつかない場合が多いですが、だからと言って放置しないようにしてください。

運命かも!と感じても一度冷静に!!

ここまで記事を読んで生き物を扱う責任の重さを感じて頂けたでしょうか。何気なく行ったペットショップで、この子が運命の子だ!と思うことがあっても、一度冷静になってください。どんなペットであっても最後まで面倒を見る覚悟、経済力があるのかよく考えてみましょう。
覚悟も準備もでき、ペットを迎え入れられる状態であれば、また少し違った感覚でペットショップを眺めることができるはずです。