【猫カフェ】猫の写真の撮り方・コツ―猫と仲良くなって、猫目線で撮る

猫カフェに行ったら必ずやること、それは写真撮影でしょう!猫を見たら、そのかわいさに写真を撮らずにはいられないですよね。猫を触る時間よりも、写真を撮っている時間の方が多かったなんてこともあるかもしれません。猫カフェを出て、家に帰ってからも猫のかわいさを眺められるように、上手な猫の写真の撮り方やコツを紹介します。

猫カフェ撮影のマナー

猫カフェではかわいい猫たちを前にして、撮影に夢中になることもしばしば。しかし、猫の他にも、たくさんのお客さんがいることを忘れないでください。猫カフェにはゆっくり猫を見たい、触りたい等それぞれの目的で猫と触れ合いに来ています。撮影に熱中するあまり、他のお客さんの迷惑にならないように気を付けましょう。
写真を撮るために動いてぶつかったり、猫を独占したりするのはもちろん、他のお客さんが写真に写らないよう気を配ることも大切です。特に顔等の個人を特定できそうな部分は控えましょう。今は簡単にインターネット上で拡散できる時代です。自分はSNS等をやっていなくても、他人から自分の写真をネット上で拡散されてしまうのは嫌ですよね。たとえ背景だとしても顔がわかる状態で写り込むのはできるだけ避けましょう。猫を向けているつもりでも、自分も写るんじゃないかと心配させてしまうこともあるので、あまり人にはカメラを向けない方が良いでしょう。
どうしても撮りたい猫の角度や瞬間に他のお客さんが写り込んでしまう場合もあると思います。そういう時に撮影した写真は自分で楽しむ分にはかまいませんが、もしSNS等のネットにアップすることがあれば、顔はスタンプで消す等の配慮があると良いですね。万が一、お客さんともしくはネット上で何らかのトラブルにもなりかねませんので少し慎重になった方が良いかもしれません。

猫カフェ撮影の注意点

他のお客さんへ迷惑にならないようにすることはもちろん、猫カフェスタッフで被写体である猫たちにも配慮してください。猫スタッフに迷惑をかけると嫌われて良い写真が撮れなくなるので気を付けましょう!

フラッシュ発光禁止 スマホやカメラを用意するときには必ずフラッシュをオフにしてください。フラッシュで猫を失明させてしまう危険性があります。猫の健康に大きく関わることなのでフラッシュの設定には要注意です。

猫の撮影が目的の場合
猫カフェではフラッシュは厳禁なので、良い写真を撮るためには猫カフェ選びも重要になります。店内が暗い雰囲気のお店だとなかなか良い写真は撮れないでしょう。窓が大きく自然光がたっぷり入るお店が撮影向きです。特に、明るい時間の窓際は自然光がいっぱいで、動いている猫も比較的きれいに撮れるはず!

追いかけまわさない 猫は人にかまわれるのはそれほど好きではありません。かまってほしいときは自分から寄ってきます。撮影だけではく、猫と上手に触れ合うためにも、猫を執拗に追いかけまわしたりなでたりしてはいけません。触りたい・撮りたいお目当ての猫がいても固執しすぎると良くないでしょう。

猫を撮影する前に

猫の前に手を差し出している様子かわいい猫たちを撮影する前に、まずは自分を猫に慣れてもらうことが重要です。猫と好かれるコツと同じで、まずは猫に自分の臭いをかがせて存在に慣れてもらいます。そして、低い姿勢から猫に近づき、指先を猫の鼻にゆっくりと持っていってもっとよく匂いを嗅いでもらいましょう。
また、猫にカメラに慣れてもらうのもおすすめです。人間だけでなく、カメラという異質な存在に恐怖や興味を持つ猫は多いです。特に、一眼レフなど大きいカメラを突然取り出すとびっくりしてしまう可能性があります。猫はカメラを動物の目と捉えて警戒してしまうことも…撮影を始める前に、猫が嫌がらない距離でカメラを向けるだけにしたり危なくない程度に臭いをかがせたりすると良いでしょう。
音にも敏感なので、カメラを近づけていき、突然音が鳴るとびっくりして逃げたり攻撃したりする可能性もあります。できるなら、カメラのシャッター音もオフにすると良いでしょう。無音にできない場合、カメラを近づけないで何度かシャッター音を鳴らしたり、声をかけてあげたりすると良さそうです。
とはいえ、いくら策を講じても猫の性格によっては嫌がる子もいるでしょう。そういう場合は諦めも肝心です。しつこく撮ろうとせず、他の猫に目を向けましょう。逆に、猫カフェの猫はいつもカメラを向けられているので、カメラ慣れしている子もいるでしょう。撮ってもOKな子を撮りつつ、カメラが苦手な子は嫌がらない距離でひそかに撮影するのも良いかもしれません。

猫目線で撮る

猫の写真をうまく撮るには猫の目線に合わせて撮ってみると表情がうまく撮れます。猫はなかなかカメラの方を向いてくれない気まぐれな生き物なので、表情をうまく写すには自分から目線を合わせるのがコツです。人間の目線だと上からになるため、顔が見えなくなったり、呼びかけてもなかなかカメラの方を向いてくれなかったり…上目遣いの猫の写真はけっこう難しそうですね。
おもちゃやおやつで気を引くこともできますが、猫が動きだすため、難易度が上がります。動物の動きをとらえるのはカメラ・猫カフェ初心者には難しそうです。特に一人で撮る場合、片手にもちゃ、片手にカメラとなるので気を付けましょう。

猫の撮影には忍耐が重要
猫や動物の良い写真を撮るためには、技術も必要ですが、忍耐力も重要!コントロールできない猫の自然でかわいい姿は突然やってきます。良い表情、仕草をとるためにはじっくり猫の動きを待つことが大切です。常にカメラの電源を入れ、いつでも猫たちを撮れるような体制を保ち、根気強く素晴らしいタイミングを待ちましょう!

撮影シーンや構図を考えてみる

初めは猫本体にばかり気を取られがちですが、構図にちょっと気を付けるだけでもなかなか良い写真が撮れるもの。初心者でもかわいい猫が撮れるようにちょっとしたコツを紹介します。

動いていない猫を撮る 猫が箱の中で寝ている様子猫撮影初心者や撮影が苦手な人は動いていない猫を撮るのがおすすめです。寝ている猫やかごに入っている猫は撮りやすいと思います。猫鍋や猫ベッド、猫ちぐら等に入った猫のかわいさを写真に収めましょう!
ごはんを食べ終わった後はチャンスです!お腹が満たされて、眠りだす猫が多いので、触ったりおもちゃで遊んだりと言った触れ合いには向きませんが、猫の寝姿をゆっくり撮影することができそうです。
寝ている猫を起こしたり、触ったり、猫たちの邪魔はしないよう、静かに撮影を楽しみましょう。

猫の目線の先もとらえる 窓際で猫が外を眺めている様子写真を撮るときは、被写体の猫にばかり夢中になって周りが見えてないことも多くなりがちです。しかし、良い写真を残すためには周りの風景にも気を付けて見るのがコツです。猫カフェの雰囲気や、猫の視線の先等よく観察してみてください。
猫は胴長で猫だけをとらえようと思ったら縦長の写真になりがちですが、横向きにして猫の視線音先と一緒に写すと雰囲気が出て良い写真になりますよ。

猫の真ん丸な目、しっぽ、足等のパーツを撮る 白い猫の前足猫のかわいさはまん丸で大きな瞳もポイントですよね。きれいな色をしていてとても魅力的です。また、しっぽや足、肉球等、全体だけでなくパーツをとっても猫はとっても魅力的!
画面にうまく全体像が捉えられなくとも、パーツだけでもかわいい写真が撮ることができます。いろいろな視点から猫の魅力をあなたなりに捉えてみましょう!

アプリを使ってみる 猫をかわいく取るために生まれたアプリがあります。静音で連写するアプリ、音を出して気を引きつけ撮影するアプリなど様々なアプリが開発されています。猫の声で猫の気を引くアプリもあり面白そうですね。楽しく猫を撮影ができそうなアプリですが、音が出るタイプを使うときは他の猫たちやお客さんの迷惑にならないよう気を付けましょう。
アプリの検索キーワードは「猫 カメラ」等です。

猫が自撮り!?
今は猫も自撮りをする時代です!猫専用の猫が自撮りできるアプリがあります。画面に動く点(ネズミ等)が現れ、それを猫が追って猫パンチ!シャッターとなって猫の自撮りが完成!お店の人に聞いて使用OKであれば試してみると面白そうですね。
アプリの検索キーワードは「猫 自撮り」等です。

猫カフェでの撮影のポイントまとめ

猫カフェで写真や動画を撮るときには、他のお客さんに配慮し、猫にも優しく接することが大切です。まず、猫に自分やカメラに慣れてもらい、猫目線で撮影すると良いでしょう。写真が得意でない人は、最初は寝ている猫や動きが少なそうな猫を撮ってみましょう。周りの風景や猫の目線等にも気を付けて観察することもうまく撮るポイントです。
最初はうまく撮れなくとも、だんだん気に入った写真や動画を撮れるようになると思います。是非、撮影という面でも猫カフェを楽しみましょう!