初めてのドッグカフェ!準備や持ち物、マナーや注意点を確認して楽しい愛犬とのカフェタイムを

愛犬と一緒に食事をしたりお茶をしたりできるドッグカフェで。お散歩ついでに寄ったり休日にお出かけしたり、愛犬との生活に潤いを与えてくれるお店です。犬を飼う初心者さんやドッグカフェデビューで、初めてドッグカフェに行くときはドキドキしますよね。愛犬が良い子にしていてくれるか、楽しんでくれるか、マナーを守れるか不安…そこで、今回は初めてのドッグカフェに行くにあたり、事前に準備しておきたいことや持ち物、ドッグカフェでのマナーを紹介します。

ドッグカフェに行く前に準備しておきたいこと

ドッグカフェは、いろいろな犬や人が集まるところです。ドッグカフェと言っても、犬を連れた人限定というわけではなく、犬を飼っていない人も訪れます。犬にそれほど興味がなくても、コーヒーがおいしいとか近所にあるカフェだからと等の理由で利用している人もいるでしょう。
ドッグカフェに限らず、不特定多数の人や犬が集まるところに愛犬を連れて行く場合、他の人や犬、お店の迷惑にならないようにしなければなりません。そのために欠かせない事前準備を確認しましょう。

基本的なしつけをする
おすわり、待て、伏せ、おいで等の基本的なコマンドを覚えさせる。
吠えたり、噛みついたりしないようにする
トイレを覚える
店内で突然排泄をしないようにする。
外の環境に慣らす
お散歩やドライブ等をして、外の環境に慣らすことで、動じない精神力を鍛える。
社交性を身に着ける
普段の散歩等で、他の犬と交流して、他の犬と会うことに慣らしておく。
感染症対策
ワクチン接種やノミダニ予防は必須。
お店によってはワクチン接種済証明書が必要なところもある。
身だしなみを整える
ドッグカフェに行く前は、シャンプーをして体をきれいにしておく。
シャンプーはドッグカフェに行く直前じゃなくてもいいが、最近シャンプーしてなくて臭うかも…というような状態はダメ!
できるだけ抜け毛を飛び散らせないように、ブラッシングも。
メスの場合、ヒート(発情)中ではないか確認
ヒート中は、他の犬も興奮して迷惑になってしまうため、ドッグカフェはもちろんドッグラン等、他の犬が来るところに連れて行くのはダメ。
犬のヒートは一カ月程度続くので、その間は他の犬との交流はお休み。。

ドッグカフェに行くときの持ち物

ドッグカフェに行くときに必要な持ち物は、普段の散歩に行くときと同じようなものにプラスであった方が良いものがあります。少し荷物が多くなりますが、ドッグカフェで楽しく過ごすためにしっかり準備していきましょう。

リード
店内では常にリードをつけておく。
水入れ
お店によっては犬と同伴できるというだけの場合もあるため、折り畳み式があると便利。
トイレセット
ビニール袋、トイレットペーパー、ウェットティッシュ、除菌スプレー等、排泄物を処理する道具。
マナーベルトやオムツ
オスの場合、予期せぬマーキングをする可能性があるのでマナーベルトの着用はほぼ必須。
メスは、トイレに自信がない場合にあると安心。
タオルもしくはカフェマット
愛犬を座らせておく用。
イスや床を汚さずに済む。
足を拭くもの
散歩ついでに寄った場合等、汚れた足をきれいにするためのタオルは必須。
犬の足ふきクリーナー等があると便利。
洋服
ちょっとした気遣いかもしれないが、抜け毛ができるだけ飛び散らないような対策として着せてあげると良い。

ドッグカフェでのマナー

飼い主も愛犬も、ドッグカフェで楽しく快適に過ごすためには、他のお客さんに配慮する等、マナーが大切です。お店のルールを守るのはもちろんですが、それ以外でも気を付けておくべきマナーを確認しましょう。

入店前にトイレを済ませる
お店の中で粗相をしてしまうかも…と心配しながらでは店内でくつろげない。
トイレコントロールができない場合、いつもの散歩コースでトイレをしてくれるかも。
店内で落ち着くためにも、ドッグカフェに行く前に散歩させてストレスを発散させておくと良い。
オスはマナーベルト装着
マーキング防止のために店によっては店内での装着必須。
メスは粗相が心配であればオムツを装着。
トイレシートの上なら大丈夫と思うかもしれないが、店内でトイレをさせることはマナー違反なので、トイレシートは使わない。
リードは常につけておく
リードは、愛犬のコントロールができるようにあまり長くしない。
フックがない場合でもリードを抑えておく必要があるので、食事中等手が離せない時は自分や自分の座っている椅子の足等巻き付ける。軽いテーブルの脚だと犬が引っ張って倒してしまう可能性があるので要注意。
愛犬を常に気に掛ける
愛犬がどんな様子か、お茶や食事をしていてもできるだけ目を離さない。
突然飛び出したり吠えたりする可能性もあるので、特に近くを通った店員や他のお客さんと犬には要注意。
愛犬が座るところにはカフェマットかタオルを敷く
基本的に、ドッグカフェで犬は飼い主の足元にいることになるので、愛犬がくつろげるように。
店によっては犬もイスやソファに座ってもいいところもあるが、何か敷くのがエチケット。
愛犬と飼い主の食事は別
衛生上、人用の食器を犬に使わせるのはダメ。
行儀悪くテーブルに手をかけさせてはいけない。
吠えさせない
他の人や犬に興奮して吠えてしまう場合、クールダウンができるようにしつけておく必要がある。
他の人や犬にあいさつをするときは慎重に
他の犬に近づくときは飼い主の了解を取ってから。
犬たちが興奮しないように、慎重に様子を見ながらあいさつをする。

思わぬアクシデントがあっても慌てずに

いくら家ではお利口で大人しい犬でも、ドッグカフェという外の環境ではいつもと同じでいられるとは限りません。興奮して吠えたり粗相をしたりするかもしれません。そんなときでも、飼い主は慌てずに冷静に対処しましょう。
もし、粗相をしてしまったり家具や床を汚してしまったりしたら、正直に店員に伝えて、飼い主で処理できるものは処理しましょう。

マナーが守れるか不安…

完璧なしつけをするのはなかなか難しいですよね。入店条件が厳しいドッグカフェもあるかもしれませんが、基本的にお店の人もお客さんも犬が好きで寛容な人が多いはずです。ある程度のしつけができていて、迷惑をかけないようにしたいという謙虚な気持ちがあれば、受け入れてくれるでしょう。経験しながら覚えて行けばいいのです。
あまり神経質になってもドッグカフェを楽しめません。心配な場合は、あらかじめお店にこんな愛犬ですが連れて行っても大丈夫ですか?と問い合わせておくと安心です。お客さんが少ない時間帯を聞いたり席数の多くないテラス席に座ったり、だんだんと慣らしていくのも良いですね。

マナーやお店のルールを守って楽しいひとときを

ドッグカフェは、愛犬と一緒にお出かけしてカフェタイムを過ごせる貴重な場所です。守るべきマナーや持ち物が多く、初めて行くのは緊張するかもしれませんが、家とは違った時間を過ごすことができます。この記事を参考に、今年はドッグカフェデビューしてみませんか?きっと楽しい時間が待っているはずです。

今はまだ少ないドッグカフェですが、ペットとの暮らしがもっと楽しくなる場所が増えていくと良いですね。そのためにも、マナーを守り、たくさんドッグカフェを利用していきましょう。