猫は本当にかわいくて、見ているだけでも癒される存在です。そんな猫たちがそばにいて触れて、囲まれることができたら天国に違いないでしょう!しかし、猫カフェに行ってみたいけど猫パンチが怖い、衛生面が気になる、家の猫に病気がうつらないか心配等、迷ってしまう人もいますよね。猫カフェ行こうか悩んでいる人に向けて、猫カフェの不安について調べてまとめました。
目次
猫カフェの猫は怖くない?噛みつきや猫パンチが気になる…
動物を見るのは好きでも、実際動物を触るとなると怖いと思う人は少ないのではないでしょうか。動物の触り心地は、ペットを飼ったことがない人だとその感触にも戸惑ってしまいそうです。また、触ったらどんな反応をされるかも恐怖です。猫であれば、噛まれないか、ひっかかれないか、猫パンチをされないか、ドキドキしますね。
基本は黙っていれば大丈夫です!猫は攻撃的ではなく、普段大人しい生き物ですので、無理に触らないようにすれば噛まれたり猫パンチをされたりすることは滅多にありません。猫に囲まれながらお茶を飲むくらいであれば、突如襲われることはないでしょう。ただし、猫の興味を引く動きや匂いがあった場合、猫の方から近寄ってきます。そんなときも自分から手を出さず、じっと匂いをかがせてあげましょう。
上手な猫の触り方 猫のスペースに入ったら、まずは猫たちに新しくスペースに入ってきた自分の存在に慣れてもらいましょう。猫の嗅覚はとても優れています。匂いを嗅ぎに来る猫がいるので、怖がらずじっとしていてください。
場になれて来たら、今度は自分から猫にアプローチをしてみましょう!姿勢を低くして猫目線でゆっくりと動いて猫との距離を詰めます。猫が安心できる距離はだいたい1メートルくらいです。近づいたらゆっくりと指を猫の鼻先に近づけます。いきなり触るのではなく、まずは匂いで自分を認識してもらいましょう。ゆっくりとした動きであれば、それほど警戒されません。もし嫌な場合は逃げてしまいます。匂いを嗅いでもらって猫が不機嫌でなければ、あごの下、耳の付け根等ゆっくりとなでてみてください。
猫に触れていても、しつこく触ったり、お腹やしっぽ等猫の嫌なところを触ったりしていると猫の機嫌は悪くなります。しっぽをパタパタと素早く降る猫が不機嫌なサインです。猫の様子をよく見ながらなでなでしてあげましょう。
猫の抱っこ 猫カフェでは抱っこNGなお店も少なくありません。そんなお店でも自然と猫が膝に乗ってくる分にはOK!猫自ら寄ってきて膝に乗ってくれるかはその時の気分やそのお店にいる猫たちの性格によるところ…運ですね!
自分から抱っこできるOKなお店でも、猫は抱っこをそれほど好きじゃないことが多いので、自分から膝に乗ってくるのを待つのが吉!無理に抱っこしてもすぐに逃げてしまいます。猫と長くコミュニケーションをとるコツは、猫の気分に合わせてこちらが動いてあげることです。
抱っこをする場合、立ち上がらずに膝をついた状態で、猫の脇に手を入れます。ゆっくりと猫の体を持ち上げて自分に近づけ、猫の足が床から離れたらお尻や足を支えるように手を添えて安定させます。嫌がる場合、すぐに話してあげましょう。焦ってはいけません。動物との触れ合いになれていないと抱っこをするのは少し難しいかもしれませんね。説明通りにはうまくいかないかもしれませんので、お店で抱っこの仕方を教わりましょう。抱っこできる猫も教えてくれます。
自分の意思をもって生きている動物が相手ですので、相性やその時の機嫌もあります。何かが起こらないとは限らないので、怪我や猫とのトラブルは猫カフェでは自己責任だということは覚えておきましょう。着ていく服装にも気を付けてください。猫は爪が鋭くニットに引っかかってほつれることもあるかもしれません。また、猫は動くものに興味を示すので、ふわふわひらひら揺れる服やアクセサリー等は要注意です。ロッカーがなく、猫スペースに鞄を持ち込む場合、鞄にも気を付けてください。中身にも興味を持つのでお菓子や匂いの強いものは入れないようにしましょう。
猫カフェの衛生面は?抜け毛や猫のトイレが気になる…
ペットと暮らしたことがない人は動物は臭いと思いがちかもしれません。確かに動物園のような生き物が密集している場所は臭うかもしれませんが、家の中にいるペットはきちんと手入れをしていればそれほど臭いません。猫カフェも猫がたくさんいるところなので多少の臭いはあるかもしれませんが、猫好きであれば気にならない程度でしょう。猫カフェは営業許可を得て、動物愛護法の下、きちんと衛生管理がされているはずです。明らかに臭くて汚いと感じるお店は違法店の可能性があります。
猫カフェは、猫がいるスペースに入る前と入った後は、手洗いや消毒をします。猫カフェのルールです。猫のためにも人のためにもなるので面倒くさがらずに、しっかり行いましょう。
また、お店の床やクッション等が汚いかもしれないと思っている人は安心してください。猫は清潔好きな生き物なので、きちんとトイレを利用しています。猫は自分で体をなめて毛づくろいをする清潔好きさから、よく毛玉を吐き出します。お店では掃除や洗濯は毎日欠かさず行っていますが、毛玉を吐くのは猫の習性なので、営業時間中に汚れているところがあってもがっかりしないでください。お店の人を呼べばすぐにきれいにしてくれます。
猫は爪がするどいので、クッションやカーペット等がぶさぶさになっているのは普通です。爪とぎを置いても床や壁で研いでしまう猫もいるので、壁や床がボロボロになっていることもあるでしょう。それも猫の習性上、仕方のないことなので汚くしているわけではないということは理解しましょう。
猫の抜け毛についても、どうしようもありません。猫はぬいぐるみではないので、代謝があり毛が生え変わります。抜け毛が酷いときでは猫を撫でた手に毛がたくさんついているということもあり、猫と遊び終わって帰るころには服に毛がたくさんついているということも。
たいていのお店には毛をとるためのコロコロ(粘着テープ)が置いてあるので、お店を出るときに使うと良いでしょう。
猫の性質上、どうしようもないことが多いのは事実です。しかし、猫のかわいさを思ったら問題ありませんよね!自分で猫を飼うのは大変ですが、その苦労をお店の人がやってくれて、自分は猫と遊べるなんて猫カフェは最高のお店です。
うちの猫に病気がうつらない?猫から猫への感染が気になる…
猫を飼っている人は、病気の感染を恐れて猫が大好きでも猫カフェに行くことを躊躇している人もいることでしょう。猫カフェの猫はワクチンやダニ予防等、きちんと管理されていますが、たくさんの人も出入りする場所なので万が一を考えると心配ですね。猫を飼っている人もたくさん猫カフェに訪れていますが、自分の猫への影響を考え、猫カフェに行くかどうか自己責任で判断してください。感染等のリスクはゼロではないということは覚えておくと良いでしょう。
飼っている猫が室内外でワクチンを打っていない場合、他の猫との接触は控えた方が良さそうです。
猫の嫉妬
猫も嫉妬します。他の猫の匂いをつけて帰ると、クンクン嗅ぎまわって自分の匂いをこすりつけたり、猫パンチしたり、そんな姿がかわいいですよね。浮気はしたくないから猫カフェは行かない!という自分の猫がオンリーワンナンバーワンな飼い主さんも多いようです。
犬を飼っているから犬派!でも猫カフェもとっても気になる…
犬を飼っているかけど猫も好き、動物全般好きな人は猫カフェに行ってみたい気持ちがありますよね。猫は普段触ることがないから触ってみたい!と思うことでしょう。しかし、犬とのコミュニケーションを想像して猫カフェに行くと、少し物足りなさは感じるかもしれません。何故なら猫はかまってくれないから!
猫は犬のように人間大好きでかまってほしがるタイプではありません。近寄ると逃げるし、抱っこもさせてくれないし、エサがなくなると途端に離れて行って、おもちゃで遊んでいてもけっこう爪が当たって痛い、タイミング悪いと本当に寝ている姿を眺めるだけに…
しかし、猫のしぐさや見た目にはなんとも惹きつけられる魅力があります!気まぐれな態度も、しなやかな移動・跳躍も、かわいい仕草も、寝ている姿も、見ているだけで癒されるのが猫の素晴らしさです。触って抱っこをするだけが楽しみではありません。たまには犬からの愛に解放されて、猫への愛を注いでみませんか!?
犬を飼っている人は猫を触った時にあまりの柔らかさに驚くことでしょう。ごにょごにょとして、抱っこしようと持ち上げるとすごい伸びます!抱っこの仕方やなで方など、動物の扱いにはなれているので、猫から好かれる人も多いようです。また、犬の匂いがするので最初は猫たちが匂いを嗅ぎに群がってきたり、警戒されて猫パンチを食らったりすることもあるそう。
とはいえ、多少の噛みつきやパンチなら犬を飼っている人なら慣れたものですよね。怖いと思うことはないと思いますが、爪が犬よりも鋭くて、遊んでいるときに猫の手が当たると痛いので気を付けてください。
猫カフェは猫を眺めるだけでも天国!どうしても直接猫と触れ合うのが心配な人は…
猫のかわいさにはまって本物の猫が触りたくて猫カフェに来たものの、やっぱり怖い!と思う人もいるかもしれません。何度も猫と触れ合えば慣れていくと思いますが、どうしても触るのは苦手であればカフェスペースで猫を眺めなるのがおすすめです。猫カフェと一口に言っても様々で、飲食をするスペースと猫たちがいる猫スペースと分かれているお店もあります。猫を見たいけど触るのは苦手な人はそういったお店を探してみると良いでしょう。
猫アレルギーだけど猫をたくさん眺めたい! 猫アレルギーといっても、近くにいるとくしゃみをする程度の軽度な人もいれば、猫を飼っている人と一緒にいるだけでもくしゃみや涙が止まらないという重度の人もいますよね。近くにいなければ大丈夫という人であれば、飲食と猫のスペースが分かれたカフェを選ぶと良いでしょう。猫を存分に眺めながら食事やお茶を楽しめます。
ただし、飲食スペースは猫の匂いや毛等の猫成分が完全に遮断されているわけではありません。猫スペースで遊んで飲食スペースに入るお客さんもいますし、扉の開け閉めで毛が飛んでくることもあるでしょう。あくまでも直接触れることはない、というスペースだと考えましょう。軽度なアレルギーだと思っていても、実は深刻だったり重症化したりすることもあります。猫カフェに行っても大丈夫かどうか病院の指示を仰ぎ、自己責任で猫カフェを訪れましょう。
あまり症状が重症であれば、猫カフェに行くのは残念ながら諦めざるを得ません。猫の写真集や動画等で安全な場所から猫に癒されましょう!
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